「韓国旅行でWi-Fiを使いたいけれど、種類が多すぎて、何を選べばよいかわからない」
「韓国で使うレンタルWi-Fiって、使い方のイメージがいまいち湧かない」
とお困りではありませんか?
そのような悩みを抱えている方向けに、本記事では韓国で使えるWi-Fiレンタルサービスを提供しているおすすめの6社を比較しながら解説します。
海外のWi-Fiレンタルは、レンタル先の会社によって利用料金やサポート体制などが異なります。韓国に行った後にトラブルが起きないよう、事前にチェックしておきましょう。
また、Wi-Fiレンタルサービスの比較以外に以下の内容についても解説します。
- Wi-Fiレンタルの手順
- 韓国でのWi-Fiレンタルの必要性
- Wi-Fiレンタルサービスの選び方
本記事を参考にすることで韓国で使うレンタルWi-Fiの疑問点を解消しつつ、自分にピッタリのWi-Fiサービスを見つけましょう!
韓国でWi-Fiレンタルは必要?
韓国はIT先進国であり世界的に見てもインターネット環境が整っている国です。
特に首都のソウルでは「ソウルデジタル基本計画2020」というプロジェクトにより、市内の公共施設のほとんどがフリーWi-Fiスポット化されています。
そんなWi-Fi環境が整っている韓国でWi-Fiレンタルは必要なのでしょうか?
結論から言うとWi-Fiレンタルは「必要」です。
なぜなら、インターネットを以下のような利用シーンで使うとき、レンタルWi-Fiがあれば快適に利用できるためです。
- 今いる場所を友人に共有する
- 翻訳アプリの使用
- 写真や動画を撮ってその場でSNSにアップロードする
- 地図アプリで目的地検索
- タクシーの配車
- ホテルの予約
上記のような用途でインターネットを利用したいときに、仮にフリーWi-Fiだけでインターネットを利用しようとすると、以下のような問題点が発生します。
- セキュリティのリスクがある
- 通信速度が低下しやすい
- 接続が不安定になりやすい
- 利用できる場所が限られる
このように、フリーWi-Fiでは利用できる場所が限られていたり、通信品質にバラつきがあったりするためフリーWi-Fi頼りになるのは少し心もとないのです。
そのため、使いたいときに好きなだけインターネットを使えるようにするためには、レンタルWi-Fiを活用するのがおすすめです。
韓国で必要なWi-Fiのデータ容量はどのくらい?
インターネットの用途によって必要なデータ容量の目安が異なります。
データ容量の目安を以下にまとめたので参考にしてください。
用途 | 500MB | 1GB |
Webサイト閲覧 | 2,170回 | 4,340回 |
メール | 10万通 | 20万通 |
音声通話 | 150分 | 300分 |
ビデオ通話 | 15分 | 30分 |
LINE(テキストメッセージ) | 25万回 | 50万回 |
LINE(音声通話) | 22時間 | 44時間 |
1時間 | 2時間 | |
地図 | 1時間30分 | 3時間 |
動画閲覧(標準画質) | 35分 | 70分 |
動画閲覧(高画質) | 15分 | 30分 |
LINEやメールなど、文章を使った簡単な連絡の用途なら500MBのプランで十分と言えます。
ただし、YouTubeを見たり、Instagramでのストーリー機能やTikTok、ビデオ通話などを利用する場合は少々心もとないので、1GB以上のプランがおすすめです。
また、以下5パターンの場合は契約した容量によっては足りなくなる可能性があるので要注意です。
- 韓国にいる日数が長い
- SNSの中でもインスタグラムのストーリー機能や、TikTokなどの動画機能を利用することが多い
- 土地勘がなく、地図アプリを使うことが多いと予想される
- LINEやZoomでビデオ通話をする予定がある
- YouTube等で動画を見ることが多い
上記5パターンに当てはまる方は、データ容量が足りなくなってしまう可能性がかなり高いです。
渡航先で残りデータ量を気にすることなく利用するためにも、無制限プランへの加入をおすすめします。
韓国で使えるWi-Fiレンタルサービスの選び方
韓国で使うレンタルWi-Fiサービスを取り扱っている会社は複数あります。料金、データ容量、サポート体制などなど、会社によっての違いは千差万別です。
レンタルWi-Fiサービスを選ぶためには、以下の5点を意識して比較しましょう。
- 利用料金は自分の予算に合っているか
- データ容量は自分の使い方に合っているか
- サポート体制が整っているかどうか
- 受取方法、返却方法が自分に合っているものを選べるか
- 申込とキャンセルの期限は問題ないか
上記をチェックしておくことで、自分の使い方に適したレンタルWi-Fiサービスを選べるようになります。
快適なインターネット環境を整えるためにも必ずチェックしておきましょう。
選び方①利用料金は自分の予算に合っているか
まず、利用料金が自分の予算に合っているかどうかをチェックしておきましょう。
Wi-Fiレンタルサービスの料金プランの多くは「◯GBのプランで1日あたり◯◯円」といったように、料金プランが選べるようになっています。
しかしこの料金は会社によって大きく異なります。例えば、レンタルWi-Fiで無制限のプランを選択するとして、高いプランと安いプランを比較すると1,000円以上の差がつきます。
以下のような方は特に「1日あたりの料金」を重視しましょう。
- Wi-Fiの機能だけあれば良くて、料金はできるだけ抑えたい!という人
- 韓国でレンタルWi-Fiを利用する期間が長くなる予定の人
また、渡航先の国によって料金が異なる会社も多くあります。レンタルWi-Fiの公式サイトによるあるシミュレーションで料金を見積もるときは、「韓国」を選択することを忘れないようにしましょう。
選び方②データ容量は自分の使い方に合っているか
2つ目に重視したいポイントは、自分の用途にあったデータ容量が使えるプランを選ぶことです。
用途に合った容量を選ばないと、以下のようなトラブルに見舞われることもあります。
- すぐ速度制限がかかる
- 無駄に大きいプランだったので余計に費用がかかった
安さばかりを追い求めて自分の使い方に見合わないプランを選んだり、とりあえず大きければ安心!と大きいプランを選んだりすると上記のようなトラブルに見舞われかねません。
自分が想定している使い方はどのようなものなのか?を考えたうえで、料金とのバランスを考えて会社選びをしましょう。
現地の様子をリアルタイムでSNSに共有する時にInstagramのストーリー機能やTikTokなど、大量のデータを使うSNSを使いたい場合はアップロードに多くのデータ量を使います。
また、寝る前の時間や移動中などに動画を見たい場合も1GBのプランでは足りない場合も。
「ギガ数が足りないかも…?」と不安になりながら過ごすことになるので、1GBや無制限の高容量プランを選んでおけば安心でしょう。
選び方③サポート体制が整っているかどうか
海外で利用するレンタルWi-Fiを選ぶ際には、サポート体制が整っているかどうかも必ずチェックしておきましょう。
例えば、よくあるトラブルとしては機器の紛失、ネットが繋がらなくなる、など。このようなトラブルが起きたときに素早く対応できるかどうかが重要です。
サポート体制の充実度合いを比較するときにチェックするポイントは以下の3つです。
- 営業時間
- 連絡手段
- 補償オプション
この中でも「営業時間が24時間」であり、電話で問い合わせできるサービスが特におすすめです。
現地でトラブルになり、もしインターネットが繋がらなくなった場合は、フリーWi-Fiのあるところまで移動しなければいけなくなったりと面倒です。
24時間対応で電話での問い合わせができれば、緊急時でも状況を詳しく伝えることができるのでおすすめです。
選び方④受取方法・返却方法が自分に合っているものを選べるか
出国前に、レンタルWi-Fi本体の受取方法と返却方法が自分に合っているかどうかチェックしましょう。
各社、様々な受取方法と返却方法を設定できるようにしていますが、主な受取方法は以下の通りです。
- 全国のコンビニで受取
- 空港で受取/返却
- 受取時は宅配で自宅に配送/返却時は自宅から発送
- 全国の郵便局で受取
- ポストに投函して返却
このように様々な方法がありますが、会社によっては宅配に対応してなかったり、コンビニや郵便局などで受け取れなかったりと、受取方法と返却方法に若干の違いがあります。
自分の希望する受取方法・返却方法が選択できるレンタルWi-Fiサービスを選ぶのがおすすめです。
帰ってきてから発送の段取りなどをあれこれ行うのが面倒な場合や、発送ができない状況の場合は、利用する空港で受取・返却に対応しているレンタルWi-Fiサービスを選びましょう。
出国まで日数の余裕があり、事前に宅配で受け取っておきたい場合などは、自宅に配送してもらえるレンタルWi-Fiサービスを選びましょう。
多くの場合は発送されてきた箱に返送用の梱包資材が同封されているので間違って捨ててしまわないように気をつけてください。
返送は帰国翌日までが期限であることが多いので忘れずに行いましょう。遅れると延滞金がかかることもあります。
また、自宅を空けていることか多く受け取れないことが多い場合は、コンビニや郵便局での受けとりに対応しているサービスを選びましょう。
選び方⑤申込とキャンセルの期限は問題ないか
韓国で使うレンタルWi-Fiを契約する場合は、申込期限とキャンセルの期限が問題ないか確認しましょう。
申込期限は受取方法によって異なります。
例えば、宅配の場合は出国の3〜5日ほど前が申込期限、空港受取の場合は当日でも可能なケースが多いです。
出張などで予定が急に決まり、出国まで数日しかない場合には、出発当日でも申し込みができるサービスが適しているといえます。
宅配で受け取りたい場合は、受け取る地域によって申込期限が異なる場合があるので、自分が出発する空港は何日前が期限なのか、必ず確認しておきましょう。
キャンセル期限については、多くの場合は機器を発送する前日、あるいは出国の2〜4日前などが目安です。
キャンセル期限を越えてキャンセルをしてしまうと、手数料が発生したり、支払う予定だった金額が請求されたりします。
もし韓国にいく予定がキャンセルになった場合は、できるだけ早く連絡を入れましょう。
韓国で使えるWi-Fiレンタルおすすめ6社を比較
韓国で使えるWi-Fiレンタルを6社ピックアップしたので比較しましょう。
比較するポイントは以下の7つで行います。
- 1日あたりの料金
- データ容量
- 受取場所
- サポート
- 申込期限
- キャンセル期限
- 返却方法
それぞれの会社について詳しく見ていきましょう。
Jetfi【コンビニ受取可能/格安で電話かけ放題】
料金 | 500MB:1,170円/1GB:1,270円/無制限:1,325円 |
データ容量 | 350MB/500MB/1GB/無制限 |
受取場所 | 宅配/コンビニ・郵便局/主要空港/地方空港 |
サポート | 電話:9:30〜18:30/メール |
申込期限 | 渡航予定日の5日前まで |
キャンセル期限 | 宅配の場合:通信機器等の到着4日前まで/空港受取:4日前 |
返却方法 | 郵送:申込時に同梱のレターパックor自分で梱包 |
jetfi(ジェットファイ)の特徴は以下の通りです。
- 全国のコンビニ、郵便局で受け取りできる
- 電話かけ放題オプションがある
受取方法は、宅配・空港に加え郵便局・コンビニでの受取も選ぶことができます。
ほとんどのレンタルWi-Fiサービスが宅配か空港受取に限定される中、郵便局やコンビニも選択できるのはかなり珍しいです。
例えば、「宅配」を選択しても自宅に居るタイミングがわからず受け取れない可能性が高い方、在宅していてもタイミングが合わず受け取れない方などは、予め指定しておいた郵便局やコンビニで受け取れるため非常に便利です。
受取可能なコンビニは全国のファミリーマート、ローソン、ミニストップ。更に、全国の郵便局でも受け取りが可能です。
これらを合計すると約51,000ヶ所の拠点から指定して受け取ることができるので、受取方法の選択肢は随一と言えるでしょう。
また、jetfiでは1日あたり198円で電話かけ放題オプションを付けることができます。
実はこの金額、かなりの格安です。
例えば国内の携帯キャリアが提供している国際電話サービスは、30秒100円前後なのでいかに低価格かが伺えると思います。
Wi-Fiレンタル中だけ使える限定の電話番号がWi-Fi機器に付与されるので、これを用いて韓国から日本に電話をかける機会が多い人にぴったりです。
Wi-Fi BOX【当日申込・当日受取が圧倒的にスムーズ】
料金 | 500MB:390円/1GB:690円/無制限:990円 |
データ容量 | 500MB/1GB/無制限 |
受取場所 | 主要空港/地方空港/駅・商業施設 |
サポート | 電話:24時間/チャット/メール |
申込期限 | なし |
キャンセル期限 | 受取当日の23:59まで |
返却方法 | 主要空港に配置されている専用スロットに返却 |
Wi-Fi BOXの特徴は以下の通りです。
- 事前のWeb受付さえ済ませればWi-Fiはセルフで受取可能(当日でも可)
- Wi-Fiとモバイルバッテリーが一体化しているのでスマホの電池切れの不安が少ない
Wi-Fi BOX最大の特徴は申込から受取までが驚くほどスムーズな点です。手順は以下の3ステップ。
- Web予約(申込期限はなし)
- Wi-Fi BOXのスロットに表示されているQRコードを読み取る
- レンタル開始
返却は、Wi-Fi BOXのスロットに戻すだけです。申し込んだ場所以外でも返却が可能なのでかなり自由が効きます。
モバイルバッテリーのレンタルサービスをイメージすると、レンタルから返却までの流れがつかみやすいでしょう。
主なスロット設置場所は主要な空港・駅、一部の商業施設、ホテルなど。
公式サイトには設置場所が地図で分かるようになっているので活用しましょう。
また、Wi-Fi本体とモバイルバッテリーが一体化になっているので万が一スマホの電池切れがあっても安心です。
ZEUS Wi-Fi for Global【コスパ最強のWi-Fi】
料金 | 500MB(1日):380円/1GB(1日):620円/無制限(1日):800円 |
データ容量 | 500MB/1GB/無制限 |
受取場所 | 宅配/空港 |
サポート | 電話:平日10:00~18:00/メール:24時間/チャット |
申込期限 | 端末到着の前日10時まで |
キャンセル期限 | 端末の発送前日まで |
返却方法 | 利用終了日の翌日までにレターパック等で発送 |
ZEUS WiFi for GLOBALの特徴は以下の通りです。
- 無制限プランが800円という破格で使える
- 出発の最大8日前から端末を受け取ることができる
ZEUS WiFi for GLOBALの最大の強みは圧倒的なコストパフォーマンスの高さです。
無制限のプランで比べてみましょう。
本記事で紹介している会社の最高値は2,070円ですが、ZEUS WiFi for GLOBALならなんと800円。
その差なんと1,270円なので、10日間渡航する場合は12,700円もの差が出ます。
また、「事前配送オプション」を利用することで出発の最大8日前から端末を受け取ることができます。
予定があって自宅で受け取ることが難しい場合は余裕をもって事前に受け取っておくことができます。
出国の準備もスムーズに進むのでおすすめです!
グローバルWi-Fi【24時間365日サポートと多彩な連絡手段】
料金 | 600MB(1日):1,070円/1.1GB(1日):1,370円/無制限(1日):2,070円 |
データ容量 | 600MB/1.1GB/無制限 |
受取場所 | 宅配/空港/コンビニ/海外現地受取 |
サポート | 電話/メール/LINE/Skype(全て24時間) |
申込期限 | 空港:当日~3日前まで(空港によって異なる)/ 宅配:2日前15時~4日前まで(受取場所によって異なる)/ 海外現地受取:当日~3日前まで(受取場所によって異なる)/ コンビニ:出発5日前の15:00まで~8日前まで(受取場所によって異なる) |
キャンセル期限 | 出発日4日前の23:59まで |
返却方法 | 国内空港カウンター/ 宅配(帰国翌日まで)/ 海外現地返却主要空港に配置されている専用スロットに返却 |
グローバルWiFiの特徴は以下の通りです。
- 24時間365日サポートがある
- サポートの問い合わせ方法が多い
グローバルWi-Fiの最大の特徴は24時間365日サポートが受けられる点です。
会社によっては「平日の日中しかサポートに繋がらない」「問い合わせ方法がメールやチャットのみであり、緊急を要しているのに伝わらない」など、いざという時に素早い対応ができないことがあります。
一方、グローバルWi-Fiであれば24時間365日サポートが受けられるのでかなり安心してレンタルWi-Fiを安心して使うことができます。
また、問い合わせ方法が充実しているのもグローバルWi-Fiならではです。
電話、LINE、Skype、メール、チャットの全てが24時間対応なので状況に応じて問い合わせ方法を選びましょう。
海外Wi-Fiレンタルショップ【使った分だけ支払い】
料金 | 1GB:770円/無制限:970円 ※Wi-Fiレンタル料220円を含む |
データ容量 | 1GB/無制限 |
受取場所 | 宅配/コンビニ/店頭(新宿) |
サポート | お問い合わせフォーム |
申込期限 | 宅配:出発日の3営業日前15時まで/ コンビニ:出発日の4営業日前15時まで/ 店頭(新宿):当日15:00まで |
キャンセル期限 | レンタルWi-Fiの発送前まで |
返却方法 | ポストに投函(レンタル終了の翌日の午前中まで) |
海外Wi-Fiレンタルショップの特徴は以下の通りです。
- 電源を切っていれば料金がかからない
- 基本料金が安価
他社サービスは、電源を付けていても切っていても料金が発生するので、使った分だけ支払えばOKというのは魅力的です。
韓国の都市部はフリーWi-Fiが充実しているため、その日その場所によって使い分ける予定がある場合は、海外Wi-Fiレンタルショップを利用しましょう。
基本料金は無制限プランなら1日あたり970円(無制限プラン750円+レンタル料金220円)と極めて安価なので、コストパフォーマンスも優れています。
イモトのWi-Fi【知名度抜群&手厚いサポート体制】
料金 | 500MB(1日):640円/1GB(1日):1,160円/無制限(1日):1,860円 |
データ容量 | 500MB/1GB/無制限 |
受取場所 | 空港/宅配 |
サポート | 電話(24時間)/メール |
申込期限 | 宅配:出発2~4日前の15時まで(受取場所によって異なる)/ 空港:当日でも可能だが、在庫があることが条件なので宅配がおすすめ |
キャンセル期限 | 出発2日前の17時まで |
返却方法 | 宅配:帰国の翌日までに発送/空港:返却BOXに投函 |
イモトのWi-Fiの特徴は以下の通りです。
- 知名度が抜群
- 24時間365日サポートがある中では安価
著名人の名前がそのままサービス名になっているので、他社と比べて知名度は抜群です。その点利用していて安心感はあると言えるでしょう。
また、イモトのWi-Fiは24時間365日電話サポートに対応してる上、無制限プランの料金が1日あたり2,000円を切るのでサポートが手厚い上に安価であるのも魅力です。
韓国で使えるWi-Fiのレンタル方法と使い方
韓国で使うWi-Fiのレンタル手順は以下の4ステップです。
- Webサイト等でWi-Fiレンタルを申込む
- Wi-Fiルーターを受け取り出国
- 韓国でWi-Fiを使う
- 帰国後、Wi-Fiルーターを返却
会社によって細かい違いはありますが、概ねこの手順になるケースが多いです。
ここでは、「このような流れでWi-Fiのレンタルが進むんだな」と言ったイメージを掴んでいただければと思います。
それでは1項目ずつ詳しく解説します。
手順①Webサイト等でWi-Fiレンタルを申込む
まずは、韓国で使おうと考えているレンタルWi-FiのWebページにアクセスしましょう。
この時、レンタルWi-Fiの会社によっては特定のページから申込をすることでキャンペーン料金で利用することができることがあります。
少しでもお得にレンタルWi-Fiを利用したい方はチェックしましょう。
申込には期限があるので要注意です。
出発の5日前~当日が申込期限の範囲であることが多いので余裕をもって申込を済ませておきましょう。
また、申込の際には以下の情報を入力することがほとんどです。会社によって微妙に変わりますが基本的にはこの項目を入力することになります。
- 渡航期間(出発日と帰国時を入力)
- 利用国
- プランを選択
- オプション等を選ぶ
- 受取方法を選ぶ
- 郵便番号を入力
- 受取希望日を選ぶ
- メールアドレス
- パスワード(新規設定)
- 氏名・生年月日・電話番号
- 住所
- 支払情報入力(カード情報など)
支払方法にクレジットカードを選ぶ場合は番号入力を求められる場合があるので、予めカードを用意しておけばスムーズに進めることができます。
手順②Wi-Fiルーターを受け取り出国
レンタルWi-Fiを申し込んだ後は、出国前にルーター本体を受け取ってから出国しましょう。
Web申込の際には、Wi-Fiルーターの受取方法を選択しますが、会社によって選択できる方法は異なります。Wi-Fiルーターを受け取る主な方法は以下のとおりです。
- 宅配(自宅へ配送)
- 空港のカウンター
- 空港や商業施設等に配置されているレンタルBOX
- 全国のコンビニ
- 全国の郵便局
Webで申込をする際に選択した方法でWiFiルーターを受け取ることになります。
受取方法の選び方としては、大きく分けて「宅配」か「宅配以外か」になるのですが、
宅配を選ぶ場合は自宅での受取時間を確保しておきましょう。
配達のタイミングで家を留守にしていると、受け取れないこともあるためです。
また、出国当日のスケジュールが搭乗までの余裕がないくらいタイトな場合も宅配がおすすめです。
搭乗まで余裕がある場合や、家に帰ってから返却の手配などが面倒な場合は、空港のカウンターで受け取ったり、レンタルWi-Fi専用のボックスから受け取ったりできるサービスを選びましょう。
手順③韓国でWi-Fiを使う
レンタルWi-Fiサービスの端末の使い方は、各社似通っていますが、普段スマホを使っていて触れないような設定もあるので、ひとつひとつ確認しながら行いましょう。
本記事で紹介する設定方法はほとんどのレンタルWi-Fiサービスで共通の方法なので、ぜひ参考にしてみてください。
STEP1【出国前】データローミング・モバイルデータ通信をOFFにする
データローミング・モバイルデータ通信は出国前にOFFにしておきましょう。
これは、知らず知らずのうちにデータ量の消費をしてしまうのを防ぐために行います。
これを設定せずに海外ローミングを使うと、契約しているキャリアから高額の請求が来ることもあるので忘れずに設定しておきましょう。
【iOSの場合】
- iCloudバックアップをOFF
- App Storeの自動ダウンロード項目を全てOFF
- Appのバックグラウンド更新を全てOFF
- モバイルデータ通信をOFF※OFFにしている間はWi-Fi以外のインターネット接続ができなくなるため、出国直前がおすすめです。
【Androidの場合】
- Playストア→アプリの自動更新をOFF
- Googleフォト→バックアップと同期をOFF
- モバイルデータ通信をOFF※OFFにしている間はWi-Fi以外のインターネット接続ができなくなるため、出国直前がおすすめです。
STEP2【韓国到着後】Wi-Fiルーターに記載されているSSIDとパスワードを使って接続
韓国に到着した後は、Wi-Fiルーターに記載されているSSID(Wi-Fiの名前)を選択しパスワードを入力して、接続完了です。
パスワードやSSIDが記載されていなければ、Wi-Fi本体の設定から表示させることも可能なWi-Fiが多いです。
手順④帰国後、接続設定を戻してWi-Fiルーターを返却
韓国から日本に帰国したらやることは2つあります。
- 出国時に設定したスマホの設定を元に戻す
- レンタルしたWi-Fiルーターを返却する
まずは、出国時に設定したスマホの設定を元に戻しておきましょう。
その後Wi-Fiルーター本体を返却します。返却方法には以下のような手段があります。
- 申込時に届いた梱包材を使って、宅配やポストを用いて返却
- 空港内の回収ボックスにて返却
Wi-Fiルーターの返却時の注意点は「返却期限がタイト」な点です。大多数の会社が「到着の翌日まで」と定めているので、忘れないうちに返却してしまいましょう。
返却期限を超えると1日あたり数千円の遅延損害金が請求されるなど、良いことは何一つありません。
韓国Wi-Fiレンタルに関するよくある質問
韓国で使うWi-Fiレンタルサービスのよくある質問について回答します。
- 充電器のコンセントの変換プラグは付いてくる?
- 契約している通信料の上限を超えたらどうなる?
- 返却を忘れてしまうとどうなる?
充電器のコンセントの変換プラグは付いてくる?
付属していないことが多いです。
500円ほどで変換プラグを購入しておくか、1日あたり数十円ほどのオプションを使って対応しましょう。
契約している通信量の上限を超えたらどうなる?
契約している通信量の上限を超えた場合は、通信速度が低下する、いわゆる「速度制限」の状態になります。
レンタルしている会社によってはプラン変更もできるので検討しましょう。
また、無制限プランと1GBプランの料金差もそこまで大きくないため、快適な利用を優先したい場合は無制限プランを選択するのがおすすめです。
返却を忘れてしまうとどうなる?
返却を忘れてしまうと、さまざまなペナルティが課されることがあるので注意しましょう。
例えば、遅延損害金として1日あたり1,000円前後が請求される他、端末損害金ということで20,000円前後の請求が入る場合もあります。
返却期限がタイトな上に高額になるケースがあるので、基本的には帰国当日に返却を済ませてしまいましょう。
韓国で使えるWi-Fiレンタルまとめ
韓国で使えるWi-Fiレンタルサービスは、以下の3点に着目すれば自分に合ったWi-Fiを見つけ出すことができます。
- Wi-Fiを選ぶ際は「料金・データ容量・サポート体制・受取/返却方法・申込/キャンセル期限」に着目する
- 韓国でWi-Fiを使う前に設定を忘れないこと
- 返却は基本的には翌日まで。期限を過ぎると延滞料金が請求されるので帰国後すぐ返却すること
韓国へ旅行や出張に行く際には、ぜひ本記事を参考にしていただき、自分にピッタリのWi-Fiサービスを見つけましょう!